ファッションショーでの香り演出事例:和装・花魁の香り

花魁の香り演出

この記事は、ファッションショーでの演出事例をご紹介します。和装や花魁の香りのイメージをご説明しています。

ファッションショーでは、さまざまなテーマのシーン展開がありますが、約2時間のショーの中で、ウェディングドレスとキッズファッションと和装の3つのシーンで、それぞれ異なった香りを演出しました。

そのうちの和装シーンでは、花魁をイメージしたファッションに、アーティスティックなヘアを合わせた斬新な作品でとても素晴らしいものでした。

香り演出:ファッションショー
KITAKOBE COLLECTION2015 から引用

花魁(おいらん)の香り

このシーンでは、桜の香りとタチバナ(みかんの花)に、ホワイトムスクを足した、「和の華」をイメージした香りを演出しました。

花魁(おいらん)は、ご存知、遊廓でいちばん位の高い遊女。「可憐な花」というよりももっと甘く官能的で、男女問わず魅了させるような妖艶なイメージがありますね。

花魁の妖艶なイメージを出すために、ミモザやジャスミンなど、こってりと濃厚な花の香りと、アンバーグリスの動物的な香りを少ーしずつブレンドしています。

花魁の香り演出

おしろいの香り

花魁のイメージではもう一つ、おしろいの香りで演出することもあります。

昔懐かしい、祖母の鏡台からふんわりと漂ってきそうな、あの白粉の香り……。

このおしろいの香りは、ヘリオトロープという花の香りがメインで使われています。

そこに白檀(ビャクダン)や丁子(チョウジ)、麝香(ジャコウ)などをブレンドして、あの独特な甘くパウダリーな香りを創り出します。

ベビーパウダーの「シッカロール」には、今でもヘリオトロープの香りが使われていますね。

赤ちゃんのような無垢な可愛らしさと、なまめかしい妖艶さが合わさったあの香りによって空間が味付けされ、深みが出ます。

視覚や聴覚だけでなく、ほかの感覚(五感)で感じることによって、ショーを観ている観客の心をグッと掴むことができるのです。

ただし、嗅覚は視覚情報にとても左右されやすい性質を持っています。これはどういうことかというと、目で見ているものによって、その香りが何の香りであるかを決定づけられやすいということ。

同じおしろいの香りで演出しても、ステージに立っているのが鏡台の前に座ったおばあちゃんなのか、花魁なのかによって観客の感じ方が全く違うのです。

「おばあちゃんとおしろい」だと懐かしい匂いに感じる方もおられるでしょう。でもそれが「花魁とおしろい」だと妖艶さや憧れや風格を感じる匂いに変わる。

こういったところは、香り演出の非常のおもしろいところだと考えています。

香りの刺激を上手く演出に取り入れると、観客がそれぞれ個々に感じる感情がざわざわと動き出します。

それがランウェイを歩くモデルに感情移入することになり、うっとりさせることができるのです。

香り演出:和装ファッションショー

和の香り

ファッションショーだけではなく「和の香り」を演出したい場合、

天然精油(アロマ)では日本産のものをメインに使うことが多いです。「ひのき」「ひば」「すぎ」などの樹木や、「ゆず」「いよかん」などの柑橘、他には「白檀(ビャクダン)」なども。

希少すぎて天然精油では得られないため人工香料で代用する香りとしては、「桜」「麝香(ムスク)」「伽羅(ウード)」「蓮(はす)」など他にもたくさん。

一口に【和風】と言っても、どのようなショーでどのようなシーンのときに香りを使用するのかによって、ご提案させていただく香りも異なってきます。

そして、香りの舞台演出に使う機材はこちら、セントマシーンAN1000-1

2時間ほどのショーで3つ以上の香りを自在に操り、ワンシーンに香りが演出できる香り演出機は、当社のセントマシーンAN1000-1 だけです。

調光卓と言われる、照明を操作するコントローラーで遠隔操作が可能です。調光卓がなくても、リモコンでの遠隔操作が可能です。詳しくは画像をクリック!

香りは、言葉にできない想いを代弁したり、自分でも忘れていたような古い大切な記憶を思い起こさせてくれたり、目に見えないぶん地味だけど、嗅覚は五感のなかではいちばん心の琴線に触れるもの。

今あなたが嗅いでいるその匂いは、何十年もあとに「今」を振り返る大事な道しるべとなります。

最適な香り演出のプランをご提案します。ぜひお問合せ下さい。

香り空間プロデュースScenery Scent(シーナリーセント)
〒541-0042 大阪市中央区今橋2-3-16MID今橋ビル1F
Mail:infodesk@sceneryscent.com
TEL:079-558-7860

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