代表あいさつ


香り空間プロデュースScenery Scent(シーナリーセント)代表 井上香苗からのご挨拶

初めまして。
香り空間プロデュースScenery Scent(シーナリーセント)代表を務めております井上香苗と申します。

私が、初めて香り空間演出のオファーをいただいたのは、2012年、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)こけら落としとして開催された「神戸ART JAM」というイベントでした。

神戸ART JAMは、明石ジャズダンスファクトリーという関西では名の知れた有名ジャズダンススクールが主催しており、イベント中のダンスショーケースにて花の香りを創香させていただいたのが始まりです。

 当時はまだ、大きなホールで香りを拡散させるような専用の機材はなく、ましてや舞台芸術に香りを取り入れるという考えもあまりなかったため、特殊効果演出の企業さんに協力してもらいながら、手探り状態ではじまりました。

 それまで、10年以上もアロマセラピストとして「香りで個人の心身を癒す」事を生業としてきた私にとって、「大勢の人が香りで感動する」体験はとても刺激的・感動的で、私自身が一番感動していたかもしれません。

それから幾度かイベント等での香り演出を経験しながら、2017年2月、Scenery Scent(シーナリーセント)という屋号で香り空間プロデュース業に本格的に参入することになります。

  香り(香料)を空間内でコントロールすることは、決して簡単ではありません。強いと不快に感じ、弱いと気付かれない。衣服の柔軟剤や強い香水の香りが健康生活を損なうなど「香害(こうがい)」とも言われ社会問題になりつつある昨今、日常からずっと香りのあり方について考えています。

これまでの、心身が疲れた方あるいは疾患がある方に植物の香りを用いて癒しを提供してきたたくさんの知識と経験を持って、より安全に香りを楽しんでいただくことを最優先事項として考えております。

 「Scenery Scent(シーナリーセント)」とは、「情景(シーン)+香り(セント)」という意味の造語です。風景をスノードームに閉じ込めたロゴマークは、「あの日見た懐かしい風景の記憶を香りとともに残す」という意味です。

皆さんのこころの中の懐かしい風景の記憶を、香りを嗅ぐことで想起できたら。そんな思いで付けました。

 ご存知のように、海外の香り文化と日本国内の香り文化も大きく異なりますが、海外輸入の香りだけにとらわれず、日本特有の香り、日本ならではの香り文化を大切にしながら、香り演出という新しいエンターテイメント分野を切り開いていくことを目標としています。

2018年3月14日

香り空間プロデュースScenery Scent(シーナリーセント)代表 井上香苗

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