10月13日ネスカフェ ゴールドブレンド 香り体感カフェ 香りの監修を担当しました。
2021年10月13日
[お知らせ]
2017年11月26日
花の匂いというと、どのような香りを思い浮かべるでしょうか。濃厚なバラの香り?それとも桜?キンモクセイ?
「花の香り」と一口に言ってもたくさんの種類がありますが、空間演出に花の香りを使いたいというオーダーをいただくことは本当に多いです。
ではどのような花の香りを、どのような場所、どのようなシーンで香りを使うことで効果的な空間演出ができるのでしょうか。
前回は「バラ」の花の香り演出事例について書きましたので、今回はバラ以外の花の香りについてのご説明です。
色とりどりの花が広大な大地にどこまでも拡がっているような、甘く柔らかい花の香りは好きな方も多いと思います。
春の装飾ディスプレイと一緒に香りを演出したり、映像演出と一緒に使ったり、結婚式やファッションショーにも使用します。
可憐なミモザやスズラン、清々しいラベンダー、ウォーターリリー、さわやかなカモミール、濃厚な甘さのジャスミン、はちみつをさわやかにしたようなイモーテル……お花の香りは数を上げればキリがありませんね。
色やコンセプトをお聞きして、イメージを膨らませたくさんの花の香りをブレンドします。
2年前のことですが、アコースティックDUO「frame」さんのアルバム「ハナミズキ咲く道」CD発売の際に、ハナミズキをイメージした香りで演出、ライブで販売したCDにも香りを付けたムエット(試香紙)をセットにしました。
本物のハナミズキの香りというわけではなく、楽曲や歌詞、CDジャケットのイメージも入り、柔らかく暖かみのある花の香りに仕上がりました。
日本の春をイメージするのには欠かせない花の代表ですね。
でも満開の桜の下を歩いても、花の香りはほんの微かにしか感じられないのではないでしょうか。
それよりも、桜餅のあの塩漬けの葉の方が香りが強いですね。花もたくさん集めてしっかりと嗅ぐと似たような香りがします。
桜の香りも、テーマやコンセプトによって少し花の香りを強調したり、クリーミーにしたり、酸味を乗せたり、和の要素を取り入れたり。様々にデフォルメして空間演出に使用します。
春を強調したい演出には、ぴったりで分かりやすいと言えるでしょう。
雪の華、雪自体に香りはないので、完全にイメージで香りを設計します。皆さんなら、どのような香りをイメージしますか?
ピンと張りつめた、冷たく凛とした空気の中に静かに降り積もる花。
ローズ・フランキンセンス・シダーウッド・ペパーミント・レモン・サイプレス……。これらの香りをブレンドしていくと、実際に花はないのに、雪の結晶の美しさのなかに花の香りを見出す事ができます。
こちらも、過去に楽曲のイメージの香りとして提供させていただきました。ファンタジックなお芝居や映像にも合いますね。
香りは、言葉にできない想いを代弁したり、自分でも忘れ
今あなたが嗅いでいるその匂いは、何十年もあとに「今」
最適な香り演出のプランをご提案します。ぜひお問合せ下さい。
香り空間プロデュースScenery Scent(シーナリーセント)
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