演劇のワンシーンや商品PRに使える香り演出事例:フルーツの香り
2018年3月24日
[コラム]
2018年7月9日
以前からお世話になっている、嵯峨美術大学 メディアアート研究室の松本先生の作品の香りを作らせていただきました。
なんの香りかは、ぜひ会場へ足を運んで確かめてください。
今回の作品には、ある”実験”が裏テーマにあるそうです。
この作品作りまでに、4名の心理学者たちが大規模アンケートを行った調査結果が作品になっていて、そのひとつの香りを作りました。
最初のお打合せで作品及びコンセプトをお聞きしたときは、心が震えた記憶があります。
HOMO ORANS 現代の祈りのかたち×香りはどのようなアートとして表現されているのでしょうか。
私も初日にうかがって作品を堪能するつもりなので、とても楽しみです。
HOMO ORANS Facebookページからの引用です。
本日紹介するアーティストは、 松本泰章で、嵯峨美術大学芸術学部造形学科の教授です。
彼は祈りについて次のように述べています。
大切な人やものを失うと時、私達は大きな喪失感と悲しみを負います。
全てではありませんが多くは時間がその傷を癒してくれます。
多くの時を経た悲しみや喪失感は懐かしさにその痕跡を残します。
そしてその懐かしさは、なぜか安心感とかすかな喜びがあります。
それは、悲しみや喪失感をのり越えて
今を生きていることの喜びかもしれません。
祈りは、時間ではなく、その行為とそれが行われる空間とにとって
今、そこに辿りつく試みかもしれません。
松本は今回の作品では、音と香り、そして映像によって、命を言祝ぐ微かな喜びを表現しようとしています。
謝辞
サウンドは音響彫刻という概念を打ち立てて活躍されているアーティストの吹田哲二郎さんに、映像編集はインタラクティブな作品制作で活躍するアーティストの人長果月さん、装置のシステムをプログラマーの西山明雄さんに、そして香りの調香をScenery Scentの郡(こおり)香苗さんにそれぞれお世話になりました。また、パフォーマンスでは映像作家の西垣薫さんに協力していただきました。
彼らがいなければ作品は実現しなかったと思います、本当にありがとうございました。
文責:本展覧会キュレーター・嵯峨美術短期大学准教授 岩﨑陽子
嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学 附属ギャラリー
アートスペース嵯峨
2018 年 7 月 11 日(水)~ 7 月 15 日(日)
12:00~18:00 (15 日は 16::00 まで )
記念対談
7月 13 日(金)16:00~18:00
森本 武(嵯峨美術大学嵯峨美術短期大学学長)
三好 温人(真言宗僧侶 / 美術家)
〒616-8362 京都市右京区嵯峨五島町 1 番地
堀川御池ギャラリー
2018 年 7 月 16 日(月)~ 7 月 18 日(水)
11:00~19:00 (16 日は 16:00~19:00 / 最終日18日は17時まで )
performance “Eurydice2018”
7月 16 日(月)17:30~18:00
松本 泰章 西垣 薫
〒604-0052
京都市中京区押油小路町 238-1
主催 HOMO ORANS 実行委員会
協力 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学
協賛 科学研究費助成事業 基盤研究 (B)( 特設分野研究 )16KT0011
科学研究費助成事業 若手(B)18K13039
問合せ:yo-iwasaki@kyoto-saga.ac.jp(岩﨑)
最適な香り演出のプランをご提案します。
香り空間プロデュースScenery Scent(シーナリーセント)
〒541-0042 大阪市中央区今橋2-3-16MID今橋ビル1F
Mail:infodesk@sceneryscent.com
TEL:06-6202-8022