劇中のシーン作りに使える香り演出事例:スイーツの香り
2017年10月1日
[コラム]
2022年6月14日
劇場・ホール・屋外など広い空間でも演出効果として香りを使っていただくことは可能です。
広い空間でどのように機材を置いて香りを演出するのかをお伝えします。
今回の事例紹介は、数あるライブエンターテイメント施設でも一番大きな箱にあたるドームでの活用事例です。
その中でも大阪の京セラドームで利用していただいた際の写真と合わせてご覧ください。
この時のイベントはお昼から夜21時ごろまで長丁場のイベントでした。
香りは1種類、イベント全体のテーマとしてオリジナルの香りお作りして演出しました。
10代~20代女子をターゲットにした、甘くフルーティフローラルで少しセクシーでシャンプーのようなフレグランスです。
1日だけのイベントでも、このようなドームクラスの広さで半日間ずっと香りを利用する場合、香料は10L近く消費します!
イベントの前々日に搬入して機材を仕込みます。
ステージの両サイドに1台ずつ、
中央と後方には、スピーカータワーの1段目
この時はアリーナ席のお客様にしっかりと香りを感じていただくのが目的で合計6台のセントマシンを設置しました(スタンド席のお客様にも香りを体験していただく場合や、ワンシーンのみの香り演出の場合はさらに台数が必要です)。
さらに楽屋とVIPルームのお客様にも香りを感じていただけるようこちらは業務用ディフューザーを設置しました。
非常に広い範囲ですが、機器のスイッチをONにして香りを噴霧し始めてからアリーナ部分には約1時間で充満します(ハイパワーの拡散用ファンが必要ですが、当社は舞台演出専用のこちらのファンを使用しております)。
ステージの内容に合わせて香りを演出する場合はDMX操作(照明卓)が必要ですが、今回のイベントではステージ演出ではなく、空間演出(イベントの開場時から閉場まで通して同じ香り)なので、コントローラではなく機材本体で電源をONOFFするのみです。こういった使い方であれば技術的な難しいオペレーションではないので、現場の方々だけで操作していただくこともできますね。
また、効率よく香りが充満するように反復回転するターンテーブルを使用しております。
このような広範囲への香り演出、また屋外での香り演出も当社のScent Machine(セントマシン)AN1000-4におまかせください。
1台で4種類の香りを演出することが可能なセントマシンもリリースいたしました!
ご紹介ムービーをご覧ください。
当社のセントマシンはDMX512で遠隔操作が可能です。
コントローラ(調香卓)がなくても、内蔵プログラムでの間欠タイマーや設定や3Pinコードで接続するリモコンでの遠隔操作が可能です。
香りや匂いは、ヒトに無意識に行動や感情に影響を与えるのに視覚の次に重要な感覚器です。
嗅覚刺激をうまく使うことで、集客効果が得られたりリピートされる商品作りに役立てることができます。
最適な香り演出のプランをご提案します。ぜひお問合せ下さい。
株式会社SceneryScent(シーナリーセント)
〒541-0047 大阪市中央区淡路町3丁目4-13東和ビル501
Mail:infodesk@sceneryscent.com
TEL:06-6202-8022